☆本プロジェクトは終了いたしました。☆
☆ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。☆
日本人の8割が「人前で話すことが苦手」というデータがあります。
しかし、日々学校に通う、子ども達の毎日はクラスでの発表・人前でのスピーチ・欲しいもののおねだりなど、日々「伝えること」であふれています。
将来においても同様です。志望校や入社したい会社の面接、やりたいプロジェクトのプレゼンテーションなど、「伝える力」は彼らの将来の「夢をかなえる力」とも言えます。
だからこそ、10代から知っておきたい「伝える力」の基礎知識。「伝えたいことの見つけ方」から「話の組み立て方」「見せ方」「話し方」、そしてプレゼンテー―ションの作り方までを、マンガつきで分かりやすく、将来にわたって使える「5つの魔法」にまとめたのがこちらの本です。
伝える魔法
~プレゼンテーションとは~
メッセージの魔法
~何を伝える~
情報ツリーの魔法
~どう組み立てる~
ビジュアルの魔法
~どう見せる~
話し方の魔法
~どう伝える~
みんなへのメッセージ
伝える魔法 ~プレゼンテーションとは~
メッセージの魔法 ~何を伝える~
情報ツリーの魔法 ~どう組み立てる~
ビジュアルの魔法 ~どう見せる~
話し方の魔法 ~どう伝える~
みんなへのメッセージ
全6章で構成される 伝える力/プレゼンテーションの基礎
この本の対象読者は、小学校高学年~中学生。自我が芽生える中で、大きな変化がおとずれる年ごろです。たとえば、人との違いが気になったり、人の目を気にして積極性が失われてしまったり、時には何かに打ち込む友達を茶化したりするかもしれません。
小学校低学年まで持っていた、自分の思いを語る素直さ、好きなことにまっしぐらに取り組む積極性、これらが薄れていくのもこの年齢特有です。
だからこそ、この本には、伝え方やプレゼンのコツに加え、「子ども達へのエール」もたくさん込めています。
今、君たちが恥ずかしがっているその部分こそ、大人になったときに「わたし」という1人の人間を構成する「大事な軸」となることを知ってもらいたいのです。
はじめまして、
この本の著者の鈴木深雪です。
このコロナ禍の1年半で、子ども達の生活は、大きく変わってしまいました。
マスク越しの会話・画面越しのコミュニケ―ション・実は知らないクラスメイトの顔・相次ぐ学校行事の縮小/中止などなど。
人と手をつなぐことが良しとされた時代から、たがいに距離をとることを良しとする時代に突入しました。
彼らの毎日に降りかかるたくさんの制限に、私たち大人の誰もが心を痛めたことと思います。何か自分にできることは・・?私たちも経験したことのない現実を前に、無力感を持った方もいるかもしれません。
しかし、たとえマスク越しでも、画面を隔てていても、距離があっても、私たちには「言葉」があります。物理的には離れていても、言葉を通してつながりあえること、それを私たちはこの1年半でたくさん経験してきました。
今だからこそ改めて伝えたい、「伝える力=人と人とがつながる力」をまとめあげたのがこの1冊の本です。
ぜひこの本を、今この時代を生きる、1人でも多くの子ども達に手渡すために、みなさんのお力を貸してください。
思いに共感していただいた方は、ぜひこの本を必要とするお子さんに、手渡してあげてください。お知り合いや親戚のお子さんへのプレゼントでも構いません。
また、直接手渡しする子はいないけど・・という方のために、「支援プラン」をご用意しました。2020年末~年始にかけて、教育機関や公共図書館などにこの本を寄贈する活動もスタートします。ぜひ、その活動へのご寄付という形でもご協力をお願いします。
本プロジェクトにご協力いただいた方とメールでつながれ、進捗をメールでお送りする、コミュニティを立ち上げます。(プラン2にご協力いただいた方に、ご登録メールアドレス宛てにお送りします)
本をお届けした先の子ども達の声、そこから生まれてくる新たな活動やコラボレーションなどを、リアルタイムでお知らせさせていただく予定です。子ども達が手に入れた「伝える力」が次にどんなストーリーを生み出していくかを、ぜひご一緒に見守る仲間になってください。
子ども達にプレゼン指導をはじめて1年半が経ちました。
初めて会う子ども達に、必ず伝えるフレーズがあります。それは「伝える力は夢をかなえる力」という言葉です。将来やりたい仕事、一緒にいたい仲間、ぜひ実現したいこと・・夢への可能性は、「これをやりたい!」「してみたい!」そう伝えることから全てが始まるからです。
ここで少し私の普段の活動をお話させてください。
コロナ禍の2020年3月、突然に起こった学校休校。子ども達に何か出来ることをと、自宅の一室からZOOMを使い、彼らに「プレゼン」を教えるクラスをはじめました。そこでの学習を発表しようと、子ども達が好きなことや興味を大人の人にプレゼンする場を「子どもが教える学校」と名づけました。
開催したクラスは1年半で100回を超え、プレゼンの舞台にのぼった子ども達はのべ200名、発表を聞きにくるゲストは1800名にのぼりました。教えていたプレゼンの学習プログラムは、公立小学校でも採用。その活動に数々の応援を得て、このたび1冊の本になりました。
私自身が「伝える力」の可能性を、経験を通じて誰よりも実感しています。
プレゼンをした子ども達にもいろいろな奇跡が生まれています。小学生のプレゼンが教育委員会の方の目にとまり大きな活動につながったり、募金活動が予想以上の規模にふくれあがったり。プレゼンで自信を得て、生徒会役員に立候補した、スピーチ大会で表彰された、クラスに歴史友達ができた、お母さんに大好きな趣味を理解してもらえたなど。
そのどれもが「伝える一歩」を踏んだからこそ起きたものです。そんなミラクルを起こす可能性を、子ども達の誰もが秘めています。その最初の一歩は、自分の思いやアイデアを勇気をもって誰かに伝えてみることから。そのためにこの本を届けたいのです。
発表が苦手で頭が真っ白になってしまう子、伝えたいことは頭の中にあるのに伝わらなくて困っている子、どこか自信のない子、夢をどうかなえたらいいか迷っている子…そんな子どもたちの背中を押す一冊にしたいのです。
「いち・まん・にん」それがどの程度の数字なのかは、出版初心者の私には分かりません。でもたくさんの子に届けたい、その思い一心でこのプロジェクトをたちあげました。
ぜひお力を貸してください。
「10歳から知っておきたい 魔法の伝え方」著者
「子どもが教える学校」主宰 鈴木深雪
「10歳から知っておきたい
魔法の伝え方」著者
「子どもが教える学校」主宰
鈴木深雪
©️2021 子供が教える学校