【レポート】「熱源着火セミナー」初開催!

活動ログ
活動ログ

「子どもが教える学校プレゼンツ
 子どもの熱源着火セミナー

  • 日時:
     2020年7月16日10時~12時
     2020年7月19日10時~12時
  • 場所:ZOOMにて

    子どもが教える学校、初の大人向けの企画を開催しました!

    テーマは【子どもの熱源着火】

    主宰の鈴木が子ども先生達と授業の中で起こした熱狂の渦。

    ・子ども達がやる気になるには?
    ・自分で探求的な学びをするには?
    ・主体的に物事にとりくむには?

    その裏にある「熱源着火」について語った初セミナーです。
    2日程で16名の大人の方にご参加いただきました。

    セミナーとはいうものの、一方的な講義ではなく、子ども達の熱とは何か、それを着火させるために大人として必要な在り方について、対話を深める時間となりました。

    話していくうちに、大人である私たちの夢やめざしたいことの話に、少しずつ話が展開していったり。

    みなさん、それぞれに熱くなった時間ではないかと思います。
    熱源セミナー0716

    (上記お写真:初日のご参加者のみなさん)

    1:ご参加者の声

    早速ご参加くださった方々から感想が届いています!ご紹介しますね。

    自分の熱源を理解していた「つもり」になっていたり、実はそこに照れがあったり、自分に自信がない部分があって、そこを茶化している部分があったかもしれない、と思いました。子供たちのエネルギーを引き出し沢山の方々にそれを伝えてきた深雪さんのお話を伺って、「もっと自分の熱源を認めていきたい!」と素直に思いました。

    正解のレールがない不確実な時代に生きている子どもたちと一緒に生きていく一人の大人として、どういうあり方で生きていきたいか?を問われた素晴らしい時間でした!

    一番大きかったのは「熱源があると信じる、たとえ理解できなくても存在する、大人の理想の熱源を強いない」という部分でした。
    子どもの熱源に着火したら、こういう風な変化があるに違いないと期待する自分がいました。でもそうではない、着火したときの表現方法も、その子ならでは、それも一つの個性。

    自分にも、自分の子どもにも知らず知らずに蓋をして枠を作ってきた気がします。反省ではなく改善として、今からでも自分自身の熱源を熱く燃やして周りに火の粉を飛ばしたいと思いました。(既に燃えている)

    2:当日お伝えしたことをひとつ

    当日たくさんお話をしたのですが、ここではその中のひとつをご紹介したいと思います。

    みなさんのアンケートにもありますが・・子どもたちの熱を着火させようと思った時、何よりも大事なのは「大人自身が熱くなっている事」です。「自分のやりたいことを見つけなさい」「好きなように自由にやってごらん」大人はそう子ども達に語り掛けます。

    でも、実際の私たちはどうでしょうか?そう言いながら、大人の私たちは、やりたいことや好きなことを我慢しながら生きてはいませんでしょうか。やりたいことはあっても、今の役割や安定に縛られ、見て見ぬふりをしていないかということです。

    子ども達に熱くなって欲しいのなら、そう言う私たちがまずは熱くなるべきだと思うのです。

    そうやって大人である私たちが自分たちの情熱と真摯に向き合う姿勢こそが、子ども達に本当の意味で「何でもいいから夢中になってやってごらん!」そういうメッセージを、在り方として伝えるんだと思うのです。

    何かに夢中になるとき、そこには大人子どもといった隔たりは一切関係ありません。お互いに人生ややりたいことに夢中になる者同士、自分の人生に真摯に向き合いあっていく。それはたとえ、親子の関係であっても、先生と生徒の関係であっても同じこと。

    だから、子ども達に熱く好きな事をやって欲しいと願うのならば、まずは大人である私たちからその一歩を踏み出そうよ、そんなことを熱く語った2日間となりました。

    ここでみなさんが語って頂いた熱を、それぞれの場で、また子どもが教える学校のスピンオフ企画として、形にできたらなと思っております!ご参加いただいた方、本当にありがとうございました!

concept

子どもが教える学校は、
活動に込めた思い、これまでの活動実績や授業の様子を
みなさんにお届けするオウンドメディア
子どもが教える学校通信を運営しています。