はじめまして、「子どもが教える学校」を主宰している鈴木深雪です
プロジェクトの名前通り、子ども達が先生となって授業をするプロジェクトを主宰しています。立ち上げから4ヶ月間で60人の子ども達が、自分の好きなテーマで大勢の人の前で「授業」をする姿をたくさん見てきました。どの子も嬉々として、自信にあふれて本番に立ちます。
でも実は、子ども達の全員が最初からそうやって堂々と発表できていたわけではありません。
今日は、子ども達が先生になるときに、初めて受講してもらう講座「10代のためのプレゼンテーション講座」についてご紹介をします。
◆小学校高学年/中学生の子ども達が人前で話すことに抱く印象
小学校高学年や中学生の子ども達に、「発表って楽しい?」「プレゼンって好き?」とたずねると、こんな声が返ってきます。
・人前で発表すると、緊張して話したかったことがあやふやになる
・誰かに説明をすることが苦手
・伝えたいことをうまく伝える事ができない、どうしたらいいの?
・プレゼンってものが良く分からない、難しいイメージ
子ども達の多くは人前で発表することに、「ちょっとした苦手意識」を持っているようです。また、発表やスピーチ、プレゼンテーションなどを、とっても「堅苦しく真面目なイメージ」でとらえている子がとっても多いです。
つまり、発表やプレゼンテーションを「難しく」とらえればとらえるほど、出来てない自分に目がいって「より苦手意識が増す」という負のループになっているとも言えます。
◆プレゼンテーションは難しくない、身近にあるもの
プレゼンテーションとは、本来そんなに難しいものではありません。「この遊びを一緒にやろうとお友達を誘う」ことも、「大好きなTV番組や本をお友達にすすめる」ことも、実はプレゼンテーションです。
自分の伝えたい思いを相手に伝え、心に届き、相手が何かの行動に移してくれること。
そうプレゼンテーションを定義すれば、もっと私たちの日常はプレゼンで溢れていることに気づきます。もっと言うと、自分が生きていく中で「夢をつかむための必須ツール」であることにも気がつくと思います。
なぜなら遊びたいお友達も、欲しいゲームや本も、行きたい学校も、勤めたい会社も、すべては「私たちが欲しい!やりたい!」と一言誰かに伝える事から手に入れる一歩が始まるわけですから。
◆最高にワクワクするテーマでプレゼンを学ぶ
そのため4ヶ月の間で150名の方にご参加いただいた本講座では、プレゼンテーションは難しいものではなくみんなの夢につながるツールだということをまず学んでいきます。
講座の中での題材も「みんなが好きなこと」「伝えたいこと」を誰かに伝えるとしたら、どんな風に伝えてみる?と子ども達がワクワクするテーマを題材に進めていきます。
講座でお伝えすること
普段学校では習わない、プレゼンテーションの基礎基本について対話式で学んでいきます。
1.みんなの夢を叶えるツール「プレゼンテーション」
2.プレゼンテーション成功の方程式
3.話に大事な「幹・枝・葉」の考え方
4.相手に伝わる話し方4ステップス など
講座の進め方
授業の参加にあたっては自分の「伝えたいテーマ」を何でもいいので、ひとつあらかじめ準備してきてもらいます。誰かに用意されたテーマや、学校の勉強ジャンルではなく、自分が伝えたいことからプレゼンを学ぶことが、上達の近道だからです。
・自分が好きなこと
・誰かに伝えたいこと
・いつも考えていること など
参加者の方の声
◆小学生の感想
プレゼンテーションを使って、誰かに自分が持っているものを分けることが出来るんだ!
(小5女子)
プレゼンテーションは楽しそう、人に自分をわかってもらえるチャンス!
(小4男子)
◆中学生の感想
相手を説得するものだと思ってたけど相手に何かを伝えるものだと思うようになった。
(中1男子)
事前の準備が整っていればプレゼンはうまくいくとわかり、抵抗感がなくなった。楽しい印象さえも抱くことができるようになった。
(中2女子)
毎月定期開催しているこの講座、10月は下記日程で行います。
開催概要
◆日時
10月15日木 19-21時
10月20日火 19-21時 (予備日:希望者いらっしゃれば開催)
◆講師
鈴木深雪 (子どもが教える学校 主宰/校長)
◆参加方法
オンラインシステムZOOMにて
(参加URLは授業前日にお知らせ)
◆参加条件
小学校4年生~ 10代ならどなたでも
◆定員
定員10名
◆参加費
5000円/税込 (オリジナルワークブック付)
◆お申込み手順
お申込みリンクより必要事項をご記入
↓
ご入金案内を自動返信メールでお届け
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ご入金確認後、講座詳細をメールでご連絡
本講座に受講後、ご希望の方は子ども先生にもエントリーできます。(別途有償)
さらに 実践のためのアドバンスメニュー(子ども先生エントリー)も準備!
プレゼンテーション上達には「実践」が何より大事です。本プレゼンテーション講座を受講された方には、プレゼンの実践を踏む場をご用意しています。それが子ども達が先生となり、自分の好きなテーマで授業を行う「子どもが教える学校(毎月第一土日開催)」です。
子ども先生エントリーのための流れ
1
上記プレゼンテーション講座にご参加
↓
講座の最後に「子どもが教える学校で授業をしませんか?」と子ども達にお誘い
↓
3
エントリーを希望したお子さんは次の流れで「子ども先生として授業」準備をスタート(別途有償)
↓
4
授業づくりワークショップ
グループ形式で、授業のテーマ決め~構成~資料づくりを進めていきます
授業テーマが決まっていなくても対話の中で決めていきますので、ご安心ください
1回 10月22日木 19-21時
2回 10月29日木 19-21時
3回 11月05日木 19-21時
↓
5
子どもが教える学校6期で授業
11月14日土曜日
11月15日日曜日 を予定 ※いずれかの日程参加
こちら4.5のカリキュラムは15,000円/式です。
最後に
この講座は、かつて小中学生だった私に届けたい、そんな一心で作った講座です。講座でお伝えするのは「伝える技術」にとどまりません。
学校の教科や、部活動の枠にとどまらない、自分だけの思いや考えを子ども達は誰もが持っています。そして、それは誰にも決して真似することのできない、その子だけの宝物です。
本講座は、それらの宝物に「スポットライト」をあてる時間でもあります。思わず熱く語ってしまう、自分だけの思いやアイデアは、自由に「話せる場所」「聞いてくれる人」がいることで、もっとグングンと育っていき、それは大人の私たちが思いもよらない可能性につながると私は信じています。
自分の思いやアイデアを誰かに伝える経験。
それらを通して、子ども達が自分自身の魅力に気づき、自信を持ち、また一緒にいるお友達の魅力にも気づける、そんな一歩につながれば、そう強く思いながら子ども達と接しています。
熱い思いをまだ言葉に出来ていない子も、これといったテーマが見つかっていない子も、ぜひ参加してもらいたいなと思います。