「子どもが教える学校」2期
- 日時:
2020年5月8日10時~12時
2020年5月9日10時~12時
2020年5月10日10時~12時 - 場所:ZOOMにて
子どもが教える学校、3日間で500組が参加!
子どもが教える学校、第2期の3日間が終わりました。2日目に、TV2局&新聞1紙に掲載されたこともあり、はじめましての方もたくさんご参加くださいました。
なんと、3日目は300組の方がZOOMにご参加!
小学校2年生から大学4年生までが参加した授業に、500組の方が熱狂して参加くださった場になりました。
10分ごとに入れ替わり発表する子ども先生達、それぞれの子ども先生への質問・感想でZOOMのチャット欄は終始にぎわいました。
実際にご参加された方のお声です。
◆ご参加者のお声
思うだけでなく表現すること。伝えることを続けること。子ども先生から大人が学ぶことはあまりにも多いのだ。
「感性に従う」「空想」「センス」「競わない」「没頭する」 最新OSを持ちながら、感受性そのもののようなこどもたち。大人は学ぶことがいっぱいでした!
つい、良かれと思って自分の経験からものを言ってしまいがちな大人。ましてや自分の子どもに対してとなると、自分と同じ失敗はしてほしくないという思いが強くなってしまうよね。子どもだって自分の価値観はある。忘れてはいけないですね。
ジャッジされずに自分の考えや意見を伝える機会、自分と異なる視点での話を聞く機会などなど…先生にとっても、生徒にとっても、楽しい時間ですね
私が子どもに付けてもらいたい力!は、これなんです。この取り組みは、本当に素敵だなー自分が知っていることや得意な事を発信する事で、その子は、自分が誰かの役に立ったという自信となり、益々、力をつけようと、自ら学んで行くんだよねー
大人のみなさんにとっても気づきの多い、また子ども達にとっても、普段の学校とは違う学びの場になったようです。
そして、この場に込めた思いをみなさんに受け取って頂けたことが本当に感謝です。
レポート後半では、授業の中で校長の鈴木がみなさんにお伝えしたメッセージを文字起こししてお届けします
違うことが素晴らしいし、違う人がいるからこそ自分の輪郭が際立ってくる
みんな授業を通して、自分のことがよくわかったと思います。
一緒に授業を行った、周りのお友達のことも分かったけど、それ以上に自分がこういう場に立つ時どんな気持ちなのか、テーマについてどんなふうに思っているのか。また、それを通じてきっと親子で会話も重ねたはずです。
本当に自分のことがたくさん分かった、準備期間の3週間だったと思います。
つまり自分の輪郭がくっきりしてきたということです。
2期は20人の子ども先生が参加しています。この場に参加された、300人の方も自分の感情にいろんなスイッチが入ったと思います。
私ってこういうことが好きだったなとか、あの夢もう一回やってみようとか、子ども大人関係なくいろんな
スイッチが入る時間になったはずです。
子どもって子ども扱いしていたらもったいない
今日子ども達が話していただいた内容の多くは、書籍やセミナーで大人が学ぶような内容もたくさん含まれていたと思います。
例えば、本屋さんの自己啓発本や最新の自己肯定感を上げるためのメソッド、子どもたちはそれらを感性で体得していて、それらをたくさん授業として話してくれました。
自分の感性に従うこと、他人の顔色を見るのではなく自分の好きに従ってみること、覚悟を決めること決断すること
などです。
言葉にできるというのは、それだけ感じていて、腹落ちしているから人に伝えられるということです。伝えて人の心を動かせるまで、子どもたちは自分の中で何かを理解しているということです。
いわば、最新の自己啓発本のコンテンツを頭に持っているようなもの、やっぱり最新OSを搭載している子どもたちは純粋にすごいなって思います。
ここから学ばないで、気付きをもらわないで、私たちは誰から学ぶんだということをこの3日間で再度確認しました。
目上の人を敬って、経験を尊敬することも大事、そこから学べることは膨大な量あります。
でもそれと同じくらい、私たちがたくさんの経験や慣れの中で見えづらくなっている、新しい知恵、特にセンスを大人は子どもたちから授けてもらってると思うのです。
ここにいる大人もみんな子どもだった
いろいろ肩書や立場はそれぞれありますが、それらを脱いだらみんな一緒だとつくづく感じます。
子どもが感じているテーマは大人が感じているテーマと全く一緒です。
子どもたちは、大人が当たり前に見過ごしているもの、ひとつひとつを丁寧に見つめ、時に違和感を、時に軽々と解決できる解決策を示してくれます。
子ども達の授業は、今この時代、この年齢で生きている、子どもたちだからこその示唆に富んでいました。
なにより子ども達のメッセージは、伝えたい気持ちがストレートで大人たちの心にダイレクトに飛び込んでくるのです。
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2期はマスコミの方にも取り上げて頂き、500組近い方にもご参加いただきました。
正直言うと、私たちの器以上のミラクルが飛び込んだと感じています。
ですが、これだけ関心を持っていただけたことは、きっと何かみなさんの心に何かを残せるものがこのプロジェクトにあるからでしょう。
私たちは、もっとこのプロジェクトの本質の価値を言葉にして、多くの人により深く知って頂けるよう引き続き努めていきます。